モテない人のやりがちな気遣い

「何を考えてるのか、分からない」「いい人だけど印象薄い」
そんなモテない人に共通する点は、「相手の要望を叶える側に回ろうとすること」。

モテない人は相手の要望を叶えると喜んでもらえると信じている。だから一生懸命努力して、「相手を喜ばせよう」とする。
けどやったところで残念なことに、けんもほろろな返しを喰らう。

なぜ思ったほどに喜んでくれないかといえば、それは「ふつー」だから。ふつーとは想像の域を超えないの意味。
相手の言ったことを相手の言ったまま実現したとしても、相手の心は動かない。相手からすれば想定内の出来事が想定通りに起きただけ。必然的に冷めた態度となる。

なんだ、頑張った割にちっとも報われないじゃないか。
じゃあ報われるためにどうしたらいいのだろう?

それは 想定外を作り出す。
期待以上の結果を持ってくるとか、だ。

けど、要望を叶えるだけでも大変なのに、それ以上って,難しすぎ。
だとしたら、もっと別の箇所で期待を裏切ろう。たとえば「相手の要望を叶える側に回ろうとする」考えのところ。

相手の要望ありきじゃなくて、自分が何をしたいか決めて、そしてやる。やることは、相手の意識下にあるニーズ。言葉にも現れてないそれが実現されたとき、相手の心は期待ゼロから一気に100まで駆け上がり、テンションは最高潮に達する。
それだけじゃなく、ドンピシャのニーズを掴んでくれたという事実そのものが、「あなたを思ってましたよ」という強烈なメッセージになって、ハートに突き刺さる。

だからモテな人がモテるためにすべき事は「相手の潜在意識の下にあるものを掴んで、実現すること」。
こうすれば、【ニーズが満たされた】&【相手が思ってくれた】のダブルで、相手の脳に強い報酬を与えることができる。

ということで、結論。
モテない人は気遣いの方向を間違っている。
気遣いの効果を最大にするには、相手の脳にできるだけ多くの報酬を与えること。すなわち相手の意識下にあるニーズを実現してやる!!