誰でも出来る、いい雑談の作り方

なにげなく言葉を交わす雑談、あなたは得意ですか?苦手ですか?
世の中には結構苦手人がいます。要は「何を話せばいいか分からない」。一方で、雑談好きな人もいます。ただよく見てみると言葉を交わすというより言葉を投げつける一方通行な話し方。

人間関係を滑らかにするための雑談、が、いつの間にか緊張押しつけの色合いが濃くなってる…としたらなんだか悲しいですね。

雑談なんだからもっと楽しくしたい、もっと盛り上がりたい! ということで今回は雑談をテーマに、どのような話の仕方をすれば「いい雑談」になるのかを考えていきたいと思います。
雑談に興味がある方、是非ご覧ください。

いい雑談に必要なのは?

雑談の目的を考えたことはありますか?

  • 互いを知るため
  • 相手をリラックスさせるため
  • さりげなく情報を掴むため

色々あるでしょう。

でも難しいこと抜きに何のため?と言われたら、「楽しむため」ではないでしょうか。誰かと言葉を交わすのは、単純に楽しいです。和気藹々とおしゃべりしてると、自分がイキイキしてくる。何を得るわけじゃなくても、なんか楽しい、それが雑談の醍醐味です。

その醍醐味を味わうために、外せないコトがあります。なんだか分かりますか?

それは
相手を参加させること

自分が驚いたこと、や体験したことを話した、としても、相手が驚いたり体験したわけではない。熱量に差があります。その差を埋めるために、「あなたも○○したことない?」や「○○って体験したいと思う?」と投げかけます。すると、相手は○○について考え始めます、考えを話はじめます。これで互いが○○のことについて話に参加したことになって、立場がイーブンになる。

この自分だけじゃなく、相手にもスポットを浴びてもらう時間を作り出すことこそが、和気藹々感を演出するのに必要なのです。
もちろん○○がワクワクする内容であればあるほど、相手の気持ちも盛り上がることでしょう。

いい雑談がもたらす効果

相手を参加させて、雑談を楽しめるようになると、独りぽっちという感覚から解放されます。相手に話を振り、「なるほどねぇ~」や「ほぉ~」と返すと、相手がニカッとする。この笑顔が、なんか「オレたち、ワタシたち」という連帯を生みます。

この人といると楽しいという感じを共有できるだけでなく、あるあるを話せたり、意外な情報を得られたり、はたまた一緒に出かける約束なんかしたりして、心の距離が縮まります。話を聞いてくれる人を相手にすると、心の障壁が自動的に下がるのです。

雑談はビジネスと違って利害が絡みません、強い目的意識も持ちません。なんでもアリの空間だからこそ、どちらに転ぶか分からないワクワクで盛り上がれる。そんな素敵な空間を演出するには、ちゃんと相手にスポットを当てて、参加させるだけ。

小難しい技は不要です。

雑談を通して、社会とつながってみましょう。まずは相手に話を振ってみるのです。