夫の世話をするのは妻の仕事ではない

夫の世話をするために結婚するのですよと女性が教えられたならば、何%の女性が
結婚に意味を見いだすだろう。
昨今は共働きの夫婦も多い。ということは家事分担も半々というのが本来の姿なの
だろうが、未だに女性の負担が大きい。それも夫の世話までついてくる。

結婚とは互いに支え合うためのものであって、どちらか一方が負担を強いられるもの

ではない。しかし日本においてはまだまだ女性の負担が大きい。

そこで女性も考えを変えてみたらどうだろうか?
夫は最低限自分の世話をするのが当然だと。例えば食生活。DINKSだったら
夫の食事の世話をしないのが当然だろう。まあ1人分を作るのも2人分を作る
のも手間は同じと考え割り切れるのなら、世話と言うよりおまけであんたにも
つくってやるわくらいの態度でよいのではないか?
それに洗濯やクリーニングも隣の家の人の洗濯をしないように、夫の洗濯も
しないでよいのではないか?
衣替えも、夫が不便に感じていないのに妻が先回りして服を変えなくてもいいのでは
ないか?

結婚とか夫とか妻といった言葉に我々は縛られすぎている。
結婚したからといって、夫==妻になるわけではない。
ある意味でお隣さんくらいな距離感を保っていても良いと思う。
いや、むしろそれくらいのドライな感覚がないと、妻が母親のように振る舞ってしまい
「なんで私だけこんなに相手に気を遣うの?」と不満をため込むことになりかねない。
結婚は夫が自分の世話をしなくてよい免罪符ではない。
ちゃんと自分のことは自分で。これができないと子供のことなどなおさら育てられない。

よき夫ならば、そうやって一度ドライな関係になった後、それでも自分は妻に~したい
と思い動く。それを確かめてから妻は適度に夫に世話を焼いても遅くはないのだと
思います。
最初からお母さんのように接すると、マジで蟻地獄にハマルよ。