整理できていない頭の中

自分の家の中が、なんかごちゃごちゃしている。
要るのか要らないのか半端なものが散乱していて、目が疲れる。
目に入る度、「あれやらなくちゃ!」と思い出しては、出来ず終い。
それを一日何度も考えるから、とおっても頭が疲れる。

雑誌でホテルの中の様子を見ると、必要なものが整然と並んでいて、本当に

気持ちが良い。考えなくて良いから、ずっと眺めていても疲れない。
あーいう部屋を目指したいと常々思っていても、片付けた部屋の出来は70%程度。
どっか、最後まで棄てきれない自分のふがいなさがある。

話は変わって、私はよく心配に押しつぶされそうになる。
あれが起こるんじゃないか、この前××と言われた、それって事態が悪くなるってこと?
のように、不安を膨らませて、パニックになっている。
精神科医と話すと、落ち着くのにしばらくするとまた不安が頭をもたげる。

この不安と部屋の整理って密接に関係するのではないだろうか?
要るモノ・要らないモノの区別が出来ないから、部屋が片付かない。
策を打つべきモノ・無視してよいモノの区別が出来ないから、頭の中が不安で
埋め尽くされる。
結局の所、整理して分けることができないから、頭がオーバーフローを起こして
いるのだ。

人間の力を過信していると、こういう事になる。
所詮凡人である私は、だいたい一つのことしかできない。
なのに、同時に何個もの事に手を出すから、自分の処理能力を超えてCPUが暴走
する。
己を知れば、やるべき事が見えてくる。
落ちついて、何をすればいいのか見極めていけば、そのうち本当に大切なことに
たどり着けるのだと思います。