生まれながらの格差

私の親は通称毒親と呼ばれる子供から搾取する親です。
毒親は自分の心の隙間を埋めるために子供を利用します。
子供である私は、それが人間づきあいだと理解します。
人は利用するためにあると信じている私には、豊かな人間関係が出来ません。

どんなに学歴を積んでも、愛を知らない人間は、周りの人間から愛をもらうことも

もちろん愛を与えることも出来ません。

鳶は鷹を生むことは出来ない。幸せになんてなれないのです。
誰の元に生まれるかで、一生は決まります。

ビジネスで成功するとは、人の欲を満たせてこその成果です。
けど自分の欲さえ満たせない人間は、他者から横取りしようとこそすれ、いきなり
与えるなどという芸当はできないのです。
だから愛のない親から愛のない子が生まれ、愛のない家庭を作り、全員不幸
ってことになる。

誰でも良い。生きているこの私の存在をほんの少し肯定してくれれば生きていける。
なのに、ほんの一言をくれる世界は存在しません。
例えば私が命を粗末にしたら、周りの人は言うんです。「私に相談してくれればよかったのに」
本当でしょうか?
生まれてからずっと、心が安まる場所を求めてさまよったけど、結局の所そんなもん
どこにもなかった。
それどころか、世の中には生まれたことを受け止めてれ、愛を注いでくれる親を
持つ人がいるんだということをイヤと言うほど見せつけられてきました。

私の今の心境は、親に見捨てられ犯罪を犯し、少年院から出所してきたばかりの
なんの後ろ盾もない人と同じです。
知人も、友人も、家族も全部都合の良いときに私を利用するだけの人です。

こんな世界でどうやって明日を信じて、生きていけば良いんでしょうか?