アダルトチルドレンがいるからアスペルガーもいられる

アスペ配偶者の掲示板を読む度、アスペルガーは精神成長が止まっているの
だなと感じます。
例えば、自分のことは過大評価するのに、人のことは全然評価しない。
反対に自分のミスには寛容なのに、人のミスには大騒ぎする。
まるで子供です。

ただ、アスペルガーが幼い振る舞いをしても、生きていられるのは、アダルトチルドレンがいるからかもしれません。
アダルトチルドレンは、基本的に相手が悪い・間違えているという感覚を持てないで
います。
だからアスペルガーがどんなに自分中心な物言いをしても、受け入れてしまうのです。
アスペルガーは、”受け入れられるならば、自分は間違っていない”と確信し、自分を
省みるチャンスを失い、成長が止まります。

もちろんアスペルガーは自分を省みるなどと言う高等な技を繰り出せないかも知れない。
しかし、あまりに周りからダメ出しをされ続けると、苦痛のあまり、分からないながらも
考え始めると思うのです。

アダルトチルドレンは、ダメ出しすると傷つくじゃないか、悪い人なんていない・・・
と、なんとか衝突を避ける方向で考えます。
けど見方を変えれば、指摘すべきことを指摘しないことで、その人が更正するチャンス
をつみ取っているとも考えられるのです。

とはいっても、アダルトチルドレンがいきなり注意など出来ない。
出来てもストレートな表現しかしらない。
それは、周囲に適切なお手本がなかったから。
周囲のストレートな物言いを真似ちゃいけませんよ!
注意するには注意の技術みたいなものがある。
だからこそ、苦手な人を克服する本みたいなのを読んで、自分に使えそうな
スキルを身につける所から始めて見てはどうでしょう。

私はアスペルガーには2種あって、先天的アスペルガーと後天的(環境要因)
アスペルガーに分かれると思っている。
養育環境などの環境要因に恵まれず、”心”を見る・見られることなく成長した
後天的アスペルガーにこそ、ダメ出しが効くんじゃないかと思う。

ダメって言われると確かに辛いけど、でもダメって言われたときが、考えるチャンス
だもの。
苦しい中から考え、掴んだ真実は、以後自分の心の支えとなってくれる。

アダルトチルドレンと後天的アスペルガーは根本が同じ極性の違う者同士に感じる。
アスペ側が変わるのは、かなり難しいから、アダルトチルドレン側が変わることを
勧める。

大人になるって事は、責任を持つってこと。その代わりに自由を手に入れる。
その自由には、人の意見にNO!と言う自由も含まれているんですよ。
アダルトチルドレンの皆さん
嫌なものはイヤとはっきり意思表示できる人間になりましょうよ。