親がかけた呪い(美醜)
母親が子供の時私に言った言葉
「平安時代に生まれたら美人だったのにね~」->要するにしもぶくれ顔?
今でも覚えている。
なので、ウエディングドレスを着ることを拒否した。
だって、あれは綺麗なおねーさんが着る物でしょう。
しもぶくれちゃんにはムリムリ。
不美人だと否定されてから、「かわいい」格好を忌避するようになった。
どこかで”かわいい”に出会っても、私の中の呪いが「オマエには合わない。諦めろ」と
いうのだ。
だからいつも着る服は、実用性があったり、格好良かったりというテイスト。
けしてふりふりやリボンのお洋服は着ないね。
こんなの私だけやろーなーと思っていたら、あら?いるじゃない。かわいい格好嫌いが。
やっぱり人生のどこかで、かわいいが合わないよって思いこまされて、生きてきたのね。
お母さんの何気ない一言が子供の趣味を左右する。
そのことを母親は気がついていない。
影響力の大きい人から言われた一言は、心にゴツンと突き刺さるんですよ。
私の母親は軽口女。
思ったことをペラペラしゃべる。
そんな言葉にいったいどれだけ私は傷つき、殻に閉じこもってきたんだろうね~。