友達と話すのとカウンセリングの違い

何度も対話術の本を読んで、感じたこと

カウンセリング(対話)の主人公は、クライアントである。
カウンセラーは横に立って、併走する役。

我々は自分という枠から抜けることが難しい。

ついつい、自分の価値観で判断して、【合っている・ない】や【した方がいい・しない方が
いい】を決める。

だから友達の相談に乗るときは、聴くことよりも、自分の意見を言うことを優先する。

カウンセリングは、本人が変わることを手助けする仕事だ。
成果は、本人が変わったかどうか で判断される。
つまり、カウンセラーがどれだけ正論を述べたとしても、クライアントが変わらなければ
価値はゼロ。

会話とカウンセリングでは、そもそも目的も違うために、【話をする】という共通点は
あっても、互いのポジションが違うのだ。

自分を消し、相手に沿う をやってみると、ものすごい労力を伴う。
やっぱり、カウンセリングは、会話とは全然別物。
一般の人が日常で触れる言葉とは、効果も質も全然違うと感じます。