いいと思う人には好かれず について考えてみる

女性はよく「好きな人には好かれず、どーでもよい人には好かれる。」という。
婚活をした場合も、「いいなと思う人にはフラれる・・・」という。

なぜ、自分が好意を持っているにもかかわらず、相手から好意を持たれないのか?について、ちょっと考えてみようと思う。

見た目はともかく中身で相手に好意を持つときというのは、話していて楽しく感じた時である。

ーその人と一緒にいると心が晴れやかになる、話が次から次に出てくるー

ただ、実はそれは相手の演出や気遣いの賜であって、自然とそうなるわけではない。
初めて会ったとき、相手が話題を合わせてくれてくれたおかげで楽しい時間を過ごせたとする。帰った後、相手が自分に合わせてくれた努力よりも、一緒にいて楽しかったという感覚が残る。また会いたいと思う。
そこでメールを出し、次の約束を取り付ける。

2回目も前回同様楽しかった。きっと私と相手は相性いいんだと喜ぶ。そして3回目、相手は「忙しいから」と約束を避ける。
それでも互いの印象はよかったはずと信じて疑わない女性は、しばらく待とうとする。
待てど暮らせど連絡が来ない。そこで初めて相手には好かれてなかったことに気がつく。
これが、”いい人には好かれない状態”。

こちらがよいと思っていたのは、相手が努力してくれたからこそ、そして相手の努力の上に胡座をかいていたら、足下すくわれる。
いくら楽しく話できたからといって、それが一方の負担の上に形成されたものであれば、継続という点において難しい。

自分が楽しいときには、相手を楽しませることも同時に考えることのできる人だけが、いい人とつきあっていける人なのだと思います。
チヤホヤされた経験が多いと、ついつい胡座をかきがち。
そうはならないようバランスを見極めることも、恋愛において大切な要素だと思います。