お金を使いすぎるオンナ

学生の頃につきあいのあったある女性の話。

その女性は両親共働きのおかげで、ずいぶんと豊かな暮らしをしていた。
洋服は外商で買う。最新のアクセサリーを身につける。
LOUIS VUITTONのバックを持つ。

バブルはとうの昔にはじけたのに、けっこうなお金を使っていた。

その後、彼女が働くようになって、相変わらずの贅沢三昧。

給料は人並みなのに、ワンメータでもタクシーに乗る、気に入った洋服は即購入、旅行は行きたい放題。
当然、お金は貯まらない。

結婚したいと思っても、相手がそのお金の使い方についてこない。
彼女のような生活スタイルだと、あっという間に「家計は破綻」の想像がつく。
そりゃ、生活を共にする相手としては、躊躇するわな。
でも不倫だったら相手は年上。豊かな財源をバックに彼女の希望を満たしてくれる。
今年も、来年も、再来年も、彼女は自分のお金の使い方を振り返らない。
環境がそれを許している限り。

それでいいのか?
本人がいいならいいんかな。
年を取っても貯金もなくていいんかな。

お金を使いすぎるオンナは幼い。
お金とは労働の対価として得るもの。すなわちお金をたくさん使うことは相手にいっぱい労働させてるっていうこと。
自分のために相手が働くことは是とし、自分は相手のためにあまり働きたくないというのは、幼児が「みんなはボクのことが好きだから、ボクにいろいろしてくれるんだ」的なファンタジーを抱くのと同じ。誇大自己ワールド。

大人になったら、差し出す物といただく物はバランスが取れるんだって、知るべき。
それにも気づかず、一生「私のために働いて~」なんて思っているようでは、どなたも配偶者の候補に名乗りを挙げないでしょう。

やっぱ、ちゃんと大人になんなきゃ。