年賀状に子供の写真がダメなのか、考えてみた

毎年ネタに上がる写真付き年賀状の是非。
ある人は写真で相手の家族の様子が分かるからいいじゃない!といい、ある人は会ったこともない子供の写真なんていらないという。
反応はそれぞれです。

これを突き詰めて考えていくと、一つの解が見えてきました。

受け取った相手がメリットを感じたら是、感じなければ非。
要するに受け取り手の立場次第ということなんです。
Aちゃんが大好きで、会ったこともないけれど家族のこともひっくるめてAちゃんが好きなら家族写真のついた年賀状はほほえましい。
Bちゃんが好きで、でも本人以外には興味がない場合、写真付き年賀状は不要。

そしておおよそ人は自分の接点のないものに対して興味を持つことは難しい。
興味のないものを正月早々に見せつけられるのは、いやがらせ以外のなにものでもない。

ということは差出人は受取人の状態を慮って文章をつくる義務があるということです。
その義務をメンドクサイと思うなら、もう関係はとっくの昔に終わっているのです。

惰性で年賀状を送っても、受取人はいやがらせ被害をこうむるだけ。
メールのある時代なのですから、無理に写真付きで年賀状を出す必要はないと個人的には思うのです。