心理負担のないブログの在り方とは?

なんの変哲もない部屋に暮らしておりますが、おしゃれインテリアに憧れております。
まとめサイトを参考にインテリアブログを閲覧していると、最初はおっしゃれだな~、と感心しているものの、途中から圧迫を感じるようになりました。

なぜ楽しいはずのものが、息苦しく感じるのか?
自身もブログをやっているので、自戒の意味も込めてブログの在り方について考えることにしました。

インテリアブログあるある

”私、こんな暮らししてるの!素敵でしょ”
”私、こんなものを購入したの。うふっ♥”
”私の暮らしの工夫、見てみて!!”
(有名ブロガーの場合)
”うちの家、この本に紹介されているの!見てね”

あーー、もーーー、これでもか!!という自分アピール。
有名ブロガーというだけあって、確かに中身は素晴らしいです。
でも、ブロガーの私推しが強い強い。半端ない圧力です。

それも、ブロガーさんは買い物履歴を披露しまくり。
とくに楽天のブロガーさんは熱心。
なんで買ったものをこれだけ披露するのかと思ったら、アフィリエイト(広告収入)目当てなんですね。
ちゃっかり、おこづかい稼いでらっしゃる。

アタシ、スゴイでしょ?アタシの買ったもの、良いから買いなよ、というぐいぐい感に気圧された私は、憧れの気持ちが薄くなり、とうとう逃げたくなってしまいました。

私の愚かさ

ところが、この「心の流れ」でも、
”私こんなものを買ったぞ!(食べたぞ)”
”これは買ってよかったから、オススメ”
と似たようなことをやっています。
うっ・・・、私も読んでいる人に圧力を感じさせているようです。
これは反省せねばなりません。

やられたらイヤなのに、やるのはなぜ?

行動し終わったブロガーと、未だの読者。ここには大きな格差があります。
し終わった側は、既に起こったことを書いているだけなので、「できない」という事実にぶちあたりません。
資金力があった、期間に間に合った、(DIYなど)出来た。これらは確定事項です。
もう実行しましたよ、という安全圏にいる。

対して未だの側は、経済基盤が追いつくか、運に恵まれるか、タイミングが合うか、技量があるか、ということを試される不確定な状態です。
憧れや願うだけでは実現できないこともあります。

安全圏 VS 不確定圏。
そりゃ~、不確定圏の立場は弱いです。

誰でも安全圏にいたい。だから、やる側に回るのです。

ブログの読者に圧力を感じさせない工夫

安全圏 VS 不確定圏。この対立構造は、「比べる」という害を生みます。
ひがみの元です。ひがみは、疎外感となり、心を痛めつけます。読んだ人が幸せにならない。

書いている人も読んでいる人も幸せになるには、書き手は誰かに披露したい、賞賛されたいという思いを慎むことです。読者が同じ立ち位置を体験できるように、共感できそうな内容を心がけ、迎え入れる努力をします。
そうやってブロガーと読者の差をなるべく抑え、誰にでも門戸を開くことがブログの在り方だと思います。

私は無意識によいと思ったことは他者もよいに違いない!と傲った気持ちで紹介しておりましたが、これからは相手も同じ立場に立ち易いか?を念頭に置いて、書き続けたいと思います。