受身や頼りなく丸投げの人とのつきあい、疲れませんか?

なにも決めない夫や丸投げの友達は、こちらの負担が重くなるだけではなく、心身共に疲れます。
それは自分のやる仕事が増えるから。そう思っていませんか?

実はそれだけじゃないんです。
彼らと対峙すると疲れる理由はなにか?を考えていきましょう。

疲れるから紐解く、疲れの原因

先日、あなたの心が疲れる原因を説明しました。
一言でいうと「いなくてもいい扱い・どうでもいい扱いを受けた時、人は心の底から疲れる。」のです。
相手がなにも決めないというのは、私のために何も考えて行動してくれない、ということです。
私のためになにもしない相手と向き合わねばならぬ徒労感。それも家族という切っても切れない関係。
そのことが余計にあなたを疲れさせているのです。

丸投げも同じですね。相手に、”あなたになにかしたい・力になりたい”という気が微塵もない相手と過ごす時間ほど虚しいものはない。そこには、つながりらしきつながりがないのです。その空虚さにあなたは疲れているのです。

疲れを加速させるもの

あなたのためになにもする気がない相手に、あなたは考え・決断をしてやらなければならない。
無償の奉仕の強制。それがあなたの疲労を加速させます。
ただでさえ、疲れているのに、そこから奉仕という年貢をもぎ取られるのです。

そりゃ、いやにもなります。

自分1人なら、虚しさという疲れがないので、決めるだけでいい。
楽、なんです。
ひとりぽっちで行動すると、心許ないこともありますが、それでも二重の疲れを背負うぐらいなら、寂しさなんてたいしたことない。
そう思う人が増えたから、おひとりさま、がここまで定着したのでしょう。

疲れず行動するにはどうしたらいいか?

まずは、虚しさという疲れを被らないようにする。
誰かと行動する自分を辞める、ということです。

疲れる相手と分かっていて、共に行動しようとするのは矛盾した行い。
なのに、そこから抜けられない。それには理由があります。

ひとりで行動するのが怖いから、どうしたらいいか分からないから、周りから独りぽっちだと思われるから。

理由は人それぞれでしょう。
でも共通して言えるのは、”あなたが自立していない”です。
自分の底力、自分の判断力、凛とした自分の気品、を信じていないのです。
自分を信じられない人は、自分の足で立つことが出来ない。

外から風が吹くと、いとも簡単に足元がふらつきます。
それでは、今いる世界から抜けられません。

誰かと一緒じゃないと、行動できない自分をまずは辞めましょう。
互いが自立した関係を築いてこそ、長く心地の良い関係が結べるのです。