がさつだからって悩むことない!策はある

きれいな洋服を着て丁寧な物腰でいる人に憧れますね。
異性同性問わず、細やかなところまで気配り出来る人は人気があります。

丁寧に作業したつもりが見落としがいっぱい、きれいな字を書こうと心がけてもいつもまにやら書き殴った文字、畳んでしまったのか丸めたのか分からない衣服の山。そんな自分を見て落ち込むこと、ありませんか?
今日は、がさつに悩む方へ、解決方法をお話ししていきたいと思います。

がさつの心理

がさつな動きとは、大きな物音を立てたり、基準より大枠で分類したりすることです。例えば、大声、大きな足音を立てるであるとか、小皿へのとりわけ方が不均等であるとか。

このときがさつな動きをしている人は、動いている自分が見えていません。
見ているのは、目に映るモノだけ。

お絵かきで説明すると、小さい方の輪の範囲だけを見ています。
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それに対して、丁寧な人はもう一歩引いた大きな輪を見ています。そこには自分の姿も含まれます。常に自分が周りにどう映るのかをキャッチしているため、細かく行いを正すことが出来るのです。

では、輪の大きさの違いは、何で決まるのでしょうか?

輪の大きさを決定づけるもの

小さいとき、親に「さっさとしなさい」と急かされたり、「こうしないと、とんでもないことが起きるわよ」と脅かされた記憶はないでしょうか?
追い立てられた子供は、必然的に何かを「やる」ことが大事なんだと学習します。
いつもやることを優先するため、どうやるのか?といった計画を練りません。
無計画に始めるので、無事終えるところまでたどり着きません。

それでも強引に進めていき、辻褄が合わなくなって出来の悪い結果になります。
その出来の悪さが、あなたをがさつな人という印象に仕立てているのです。

つまり、元からがさつだったのではなく、親から考える機会を与えられなかったために、がさつな自分になっているだけなのです。

がさつを直したければやること

自分の考えを丁寧に受け取られる経験をすると、自分は大切にされているんだな~、と温かい気持ちになります。
あなたがどんなに間違っても、どんなに遅くやっても、根気強くあなたを支えてくれる人に出会えたとき、あの脅かされた日々とは正反対の、自分を慈しむ心が湧いてきます。

習い事をして所作から入り、慈しむ精神を鍛えることもありますが、受け取られる経験をして自分に対する見方を変える方が、短期にがさつさとお別れできると思います。カウンセリングを受けることも是非、一案としてご検討下さい。