与えるのはほどほどに

他者の気持ちを先読みして先に与えてしまうことは、心配りがあるとも言えるが、反面、相手がつけあがるキッカケを与えるとも言う。
ただただ相手に尽くすことだけが人付き合いじゃない。

でも自分がない人ほど、人に尽くして人から賞賛されることで自分が存在している意味を見出そうとする。

手取り足取り、それこそやりすぎというところまで他者の為になんでもやる・やる。
気づいたときには、相手は「あの人ならしてくれて当たり前」と思ってしまい、やらないと「ちょっと、気が利かないね」と半ギレされる。

どこまでいっても大事にされることのない人生の典型。
結局自分を二の次に・粗末に扱えば、当然相手もこっちを粗末に扱う。
ダイヤモンドだって、みんながきれーとか希少価値!というからありがたがるのであって、もし大量生産できるそこらへんの石という扱いなら見向きさえされないでしょう。
それより食べて美味しい野菜とか肉の方が断然価値がある。

ということで、与えることに尽力するのではなく、自分を慈しむことにも力を配分することが大切なんです。
ダメンズにひっかかる女性は、大概自分を大切にできていません。
だからこそ、どーみても一緒に幸せになれそうもない人を選んでしまうのです。
どぅ生きるかは個人の裁量の範疇ですが、できれば双方が幸せになるバランスの良い付き合いの方がいいです。
そのために、まず自分の意識を変えることからですな。