聞いて欲しい・分かって欲しいと思うときはどうすればいいか?

世の中、私の話を聞いて欲しい・私のことを分かって欲しいであふれています。

かくいう私がそうでした。距離を縮められたと感じたが最後、心の中にたまっていたものを、袋ごとひっくり返すように、隅の隅まで出し切らないと気が済みませんでした。

とうぜん相手は困惑しますし、ちょっと依存気味じゃないかと引かれます。だからいつも「距離近さん→疎遠」という道筋ばかりを辿っていました。そして今になって、これはだいぶ迷惑を掛けてるんじゃないかと反省したのです。

感情まるなげ、分かって攻撃は、相手の気力を奪う迷惑行為です。かといって、ツラい気持ちはどうしようもない。そんなときどうすればいいんでしょうね?

おすすめの方法

おすすめは、ブログに書き出すことです。文字制限もなく、自由気ままに書けて、かつ同じような悩みを持つ人を集められる。同じ境遇ならば自然と読みますし、共感もしてくれるので、聞いて欲しい・分かって欲しいは一気に達成できます。

自助会に参加するのと同じくらいの効果も期待できます。

人は追い詰められれば追い詰められるほど、感情を吐き出し受け止めてくれる人を求めます。そしてそれを共有できるのは、同じ境遇の人をおいてはないのです。

書いて得られるもの

期待できるのはそれだけではありません。書くことで頭の中が整理できる。私の話を聞いて欲しいの「聞いて欲しい主なもの」はなにか?自分は「何を一番分かって欲しい」と思っているのか?

思うがままに書いていると、どうもひっちゃかめっちゃかになってしまって、後で読み直すと「うーん、読みにくい」となるので、必然的に校正します。すると、それまでの無秩序さが、秩序を持ち始めるので、より深く自分を知ることになります。

もちろん中には、思ったことを思ったまま書く人もいるでしょう。掲示板でよく見る感情ぶちまけ型+私どうすればいい?文章のかたち。それはそれでいいと思います。書いてスッキリすればいいし、わかりにくい文は読む人が少ないので、読んで欲しいと思う気持ちが芽生えたら勝手に文を校正するでしょう。

こーせい、あーせいと命令されるのは嫌でも、上手くいかないことをもって自己反省すれば、自動的に客観性は蓄えられていくのです。

気軽に書いてみてね

ただし、限度も知っておく必要はあります。同じ境遇の人を集めて、理解してもらうことでたどり着くのは、安心という領域まで。そこから先、どうすればいいかは自分で考える必要があります。

すでにさまざまな書籍が出されており、その道の先駆者たちが、あれやこれやと試行錯誤のうえ、上手くいったやり方を載せています。それをカスタマイズしながら、聞いて欲しい・分かって欲しいという感情との向き合い方を決めていけばいいと思います。

迷いながらやることが大切。最初から、最適解を見つけようと肩肘張らないで。息の長ーい方法を探っていきましょう。

でも、何を差し置いてもまず、安心を得たいんですよね。それってめちゃくちゃ大切なことだと思います。

暮らしの中で出会える人は限られています。ネットなら、世界中の人とつながれる。だから世界に向けて聞いて欲しい・分かって欲しいを発信することをためらわないで。下手でもなんでもやり始めることに意義はあるんですから。

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