頑固ということ

頑固ってなんだろう?って考えたときに、かたくなに自分を変えない人のことなの
かなって思った。

自分を変えないって事は、世界も変わらないこと前提?

バブルの頃はお金を稼いで使うのが幸せ、不況の今は節約して身の丈にあった
生活のするのが心地良い、代わりに友達もどきの繋がりがたくさんあることが幸せ。
時代と共に、世の中価値感は変わる。

我々は生きている。生きていれば情勢は変わる。生きていれば、新たな発見が
あり、またすでにあった物が消滅する。
つまり生きているこの世界は常に新しい物を受け入れ、古い物を吐きだし、循環して
いるのだ。

頑固っていうのは、「そんな循環認めない!ずっとこの価値なんだ!」
と一人でストライキをしている状態。
まわりの動きを一切無視してその場に踏ん張り留まるのは楽なこっちゃないですぜ。

過去の私は流れを素直に受け入れる・身を任せるって怖くてできなかった。
頑固に「この価値観!」って思うものにしがみついていた。
「一流大学、一流就職先、イケメン彼氏」ってね。
けど病気になって気付いたことは、踏ん張ることこそ病気の根源だってこと。

我々人間は所詮自然の一部である。自己の欲や価値観を振りかざして、周りを
コントロールしよう、自分をコントロールしようとすればするほど、泥沼にはまり
身動きがとれなくなる。
それよりも、流れに身を任せて、自然の一部としてこの世に存在すれば、こんなに
考えることが減って、もっと自分に集中できる。

雨が降ったら、「天気のヤロウ、なんで晴れないんだ[E:annoy]」と怒り、コントロールする
のではなく、素直に傘をさせばいい。状況はいつも変化するのだから。