二人きりだと話づらい

asahiNetのどらくという特集で友近さんが、「みんなでいるときはわいわいと騒いで
いるのに、一対一になるとどうしていいか分からない男性が多くいる」と話しているのが印象に残った。

サシ(一対一)だと、ごまかしがきかない。自分の人間力がモロに露わとなる。

相手をどれだけ理解し、今まで人間をどれだけ見てきたのか、そういった人間の素
の力が試される。

仕事をしている分には、ある程度やることが決まっていて、もちろんお金も稼がねば
という名の下、ちゃっちゃっと動けるだろう。しかし、なくてもあってもいい人間づきあい
や人間力向上は、やる・やらないがその人の自由であり、だからこそ実力に大きな差
が生じている。

盲点は、人間力を上げることをやる・やらないは自由なのに、やらないと無縁社会に
突入してしまうということだ。
だから義務教育と同様に、人間力の発達も必要不可欠だと思う。
ところがバブル時代、金を稼げればいい、学歴を積めばいいと物欲主義に走ったため
我々は人間力の成長をおろそかにしてしまった。
そのつけが、サシで会話のできない男性の量産なのだ。

私の持論として人間力がないなら家庭形成力もないから、一生独身で居てくれと思う
反面、子供を産みたいと思う女性の多さを考えると、この様な男性をつきはなして
いいものかと考えてしまう。

相手の心を見ることができなければ、どんな人とも仲良くなれない。
今からでも遅くない、相手の心にフォーカスする練習をして、あなたの力で、
いつか隣にいる誰かをホッとさせたり笑顔にさせてみてはいかが?