愚痴のはけ口にされる人

(2018/01/13加筆・修正)
いつも人の愚痴の聞き役。私は愚痴なんて言わないのに・・・。
そう思っている人いませんか?

相手は体のいいことをいう。

「あなたには何でも話しやすい」
「口が固いし、信用している」
「相談できるのはあんただけ」

でも、頼りにされて喜んでいる自分もいる。そう、”私は必要とされている”って。

相手はそこにつけ込んで、あなたを愚痴の聞き役に仕立て上げます。愚痴の最後に「聞いてくれてありがとう。落ち着いたわ。」とでも言っておけば良い。ちょろいもんです。

その悪意に気づけないあなたってなんなんでしょう?
どれだけお人好しですか。
いや、もしかしたら気づいている? でも怖くて言い出せない?

そうかもしれません。もし「私の話も聞いてくれたっていいじゃない!」と言ったら、二人の関係が崩れるかもしれないですから。
数少ない友達を失うことにもなりかねません。

それを恐れてるんですね。
見捨てられ不安です。

ただ、そうやって人に見捨てられないように、見捨てられないようにビクビクと生きてる人間は、いつまでたっても誰かの都合の良い相手です。
そして、そういう時間が長くなればなるほど、「相手に望まれて、役目を果たしてこそ自分の存在価値はある」という奴隷的思想に傾いて行きます。

それでいいんですか?その考えであなたの心は健全でいられるんでしょうか?

愚痴を言う人は、自分の感情を自分で始末できないガキです。負の感情こそ、自分の中で対話を進めながら、処理、消化していくもの。なのに対話するのが面倒だから、あなたを使って処理している。

唯一、他者を使って感情を処理していいのは、カウンセリングのような場所です。そこなら負の感情を思いの丈吐き出しても構わない。ただし1時間1万円です。
労働なんです。

その労働をあなたはただでやってあげてる。お金を巻き上げられてるのと一緒。非常に不均衡です。
ですから、相手には「「もう愚痴は聞きません」といいましょう。
そこで人間関係終わってしまうくらいなら、所詮そこまでの人間関係です。

心置きなく終了してOK。本当につきあえる友達が欲しかったら、貴方の心の中にある見捨てられ不安ときっちり向き合いましょうね。

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