悩み方を練習する

何度も何度も同じ事を考えています。

いい年をして異性と交際したことがない人が、嘆いたり、友人に誘われない人が、人気がないんだと落ち込んだりしている→そんなに悩むこと? ・・・と。


「周りの目」や「標準」にとらわれすぎていないでしょうか。
「ふつーは○○」という思いこみを自分の基準として持てば、そうではない自分は「ふつーではない」ということになって、なにがなんでもふつーにしなければという強迫概念に迫られます。
強迫概念があるうちは、冷静さを見失いますから、真実を掴むことができない。
解決の道から遠のきます。

強迫概念は脇に置いて、「ふつうじゃなくていいじゃーん。今は今でいいじゃーん」とまず受け入れることからスタートではないでしょうか。
周りが自分を受け入れていないということは、なにかしらの問題点がある可能性が高いです。
しかし、問題解決というのは、Aの状態が悪いからAじゃない状態にしよう ではないのです。
Aの状態が悪いから、Aの状態の要素を掴んで、改良できるところから手を付けようであったり、Aを生み出している素を探して、素にテコ入れしようだったりなのです。
そのためには、Aを嫌だお断り!!!と避けていては、Aを深く考えることが出来ません。
まずAであることは、事実なのですから認めましょうよ。
そこからじっくり考えればいいんです。自分の時間を使って。

解は外に求めるより内に求める方が納得度が高いです。
ノートに書き出しながら、自分と対話して、様々な視点から考えて、たまには書籍を手にして、ってやっているうちに分かるようになります。
他者からポーンと一発爽快な答えが出ることなんて、期待しない方がいい。
答えは自分の中にある。