次のフックを出さない話し方をする人

かまってちゃんと呼ばれる人種は、特徴的な話し方をするように思う。
自分が頑張っている・大変だったアピールをさんざんして、お相手が褒めたり苦労をねぎらうと、「ありがとう」とだけ言うのである。
自分が満足することだけが目標で、誰かと会話をつなげようという気がさらさらない。

だからなのか、相手した方は、「取られ損かよ」という感じが残る。

また話したいか?と言えば、NOだろう。

日常で出会う人に、自分の都合を並べ立てるための懸命さは持ち合わせているが、こと他人への気配りとなると、全然やる気のない人がいる。
自分への気配りは1000%求めるのにだ。

かまってちゃんはバランスが悪い。
自分ばかりがもらうことを当然としているから。
周りも吸い取られるだけだと疲れて必然的に相手をしなくなる。
寂しくなったかまってちゃんは、次のターゲットを探すべく、悲惨話を盛って、私可哀想でしょ?アピールを開始。
永遠のループ作業。

どんな人も孤独だし、自分の足下が揺らぐ、自信を喪失することはある。
しかし、その辛さを自身で乗り越えることで、成長をしていく。
一方かまってちゃんは、ずっとその位置。全然動く気配がない。苔の生えた石像ばりに。

話を拾ってもらったら、拾い返す。
これが会話としての最低限の礼儀だ。
礼儀をわきまえない人は嫌われる。捨てられる。
きっちりと今自分がわきまえる礼儀を把握しておかないと、足をすくわれまっせ。