あの人が疎ましくてしかたがないと思ってしまうホントの理由

私にはどうしても疎ましく感じてしまう人がいる。

疎ましい理由は、すぐに人のせいにしたり、人に寄りかかったりしてくるからだ。自分でなんとかしようという気がまったくない。そういう人の生態をもっと掘り下げて、疎ましく思う深層の理由を探ってみたい。

彼らの口癖

彼らは次のような言葉をよく口にする。

  • どうしたらいいですか?
  • ○○って言われたので…
  • こういうことですよね?
  • あなたがいったからこうした。

言われた瞬間、どんな印象を受けるだろうか。私は「重っ!!」だ。重くてベトベトしたものが、べっちょりとまとわりつく感じ。あまりの気持ち悪さに、必死の形相で払いのける。

そんなだから頭の中で「しらんがな」「あんたの意見はどーなん?」「判断したのは自分でしょ?」という言葉でいっぱい。相手は思ったことを言葉にしただけなのに、なかなかの破壊力である。

彼らの生態から分かること

そんな彼らを観察すると、ある共通点に気がつく。

ー自分のことばかりしゃべって、人の話を聞かないー

息つく間もなく自分や周りの話をし倒し、こちらが口を挟んでも完全スルーか言葉を被せて潰す。見事なまでにこのスタイルを貫き通している。

えっ?でも「どうしたらいいですか?」とかって尋ねるんだよね?と思うかもしれない。さすがに猛烈に相手から答えを引き出したければ、彼らも黙る。でもそれは相手の話を聞きたいのではなく、自分の求める解答を得たいだけ。

即ち、相手をお便利ツールとして見ている。

「使われる」と分かると人は逃げていく

彼らにとって、周りの人間とは、自分を引き立てる道具である。関心のすべてが自分に向いており、周りは自分に恩恵を与えてくれる人という位置づけ。

そうなると周りは使われるだけという不満から、距離を置きだす。一緒にいても「私の話を聞くロボットとして、私の疑問を解消するツールとして、あんた便利だよね」などと言われて嬉しい人なんて、世界中探したっていない。

嫌われる人の嫌われるゆえんは、その人の内面にある。

疎ましく思う深層の理由

従って、私が彼らを疎ましく思う本当の理由は、

彼らが私を自分を引き立てる道具として使おうと画策しているから

せっかく意思疎通できる人間同士なのに、もったいない付き合い方だと思う。やはり相手も自分も同じくらい立てていきたいものだ。