待っていても恋人はできない

20代~30代の独身男女の6割に交際相手がいないという調査結果が内閣府から
発表になったようだ。

アソビの種類が豊富になった現代、なにも頑張って恋人などつくらんでも、と思う輩

がいたとしても、不思議ではない。
それでも輩のうち一定数は結婚したいようだ。
では、結婚しない理由は何か のダントツNo1は「適当な相手にめぐり合わないから」
だそうな。
じゃあ、適当な相手にめぐり合うまで待つつもり?
その前に適当な相手ってどんな人?

傍目で聞いていて、私は煮え切らない思いだ。
会社に出勤すればお金がもらえて、生きていれば適当な相手に出会うんでしょうか?
すべて空から降ってくるのを、口をあんぐり開けて待っているだけみたい。

生まれた瞬間から、食べるものに困らず、暮らしやすい環境(住宅)に囲まれ、
のうのうと生きてきたから、「これが欲しい!」と心から思う機会がなかったので
しょうか?

どんなに金銭的に豊かな時代になっても、かなわない事があります。
それが人間関係を築くこと。
人と人を繋ぐのは、「金」「地位」「名誉」ではありません。
「熱意」「誠実さ」「慈愛」です。

人は人を中身で見ます。
中身がなくて、外に「金」をぶら下げている人は、結局誰かの心の中に深く印象を
刻むことがない。
だからうすーい存在になって、異性を引きつけることはないのです。

別に今すぐ恋人を作るために、熱血人間になれとは言わないけど、自分の心の内を
点検して、人に対する「熱意」「誠実さ」「慈愛」の要素があるか、見てみてはいかが
でしょう。
自分が自分を「こいつって人間的に魅力的じゃん!」と思わなければ、誰も振り向かせ
らせませんよ。