人が感謝したくなるとき

幼いときお年玉をもらう度、「ありがとうございます」と言わねばならない&恩義に
感じなければならないことが苦痛だった。
だったらいっそ、お年玉なんぞ放棄したいと真剣に思ったくらいだ。

一方金銭的やりとりがなくても、自然とありがとうの気持ちで一杯になることも
ある。
どうも、お金と感謝はあまり相関関係がなさそうだ。

思い返すと、ありがとうの気持ちがわき上がるときは、私が意識していない深層心理まで読んで、対応してくれたとき。
”すっごい私のこと考えてくれてる♪”と思うと、とってもHAPPYな気持ちになって、
ぐぉーっとありがとうの気持ちがわいてくる。
こんなに相手のことを考えてくれる人と出会えて、とっても幸せ♡って思えるんだ。
もっと感動が大きくなると、今日を生きててヨカッタにまでなる。

日常でありがとうっていう機会はたーくさんあるけれど、本当にありがとうって
言いたくなる機会は少ないんじゃないかな?
そういう意味で、自分にウソついているのかもね。言いたくないのに言ってるって・・・。
いわゆる人間の円滑さのための方便みたいな感じ。

ただ、本当のありがとうがいっぱい交わされる日常があったら、とってもいいな。
そのために、自分は人に応対するときに、なるだけ相手の気持ちを考えてみる
努力をしようと思う。
相手と自分の笑顔のために。