熊本の地震被害に遭われた方と支援する方へ

熊本県を中心に起きた地震の情報がニュースに取り上げられる度、心が痛みます。
心よりお見舞い申し上げます。

 食べ物がない、水がない、情報がない。

ここにはあるのに、届けられないもどかしさに、悔しさがこみ上げます。

先の東日本大震災で自衛することの大切さを学んでいても、自宅が倒壊してしまっては、自衛策が功を奏することない。あらためて建物を丈夫に作る大切さを感じます。
今日は九州も雨。
もし建物が頑丈でありさえすれば、雨風くらいは防げるのに。
きっと、そうはいっても、余震が押し寄せてくる中、安心して建物に居続けることなど、非現実的なのでしょうか?

寒い、お腹が空いた、痛い、情報が欲しい、次どうすればいい?
様々な思いが渦巻く中、最前線で救助に当たっている警察・消防・自衛隊の皆様の活躍が一つの希望の灯火のように感じます。
災害時は、誰しも心が弱くなります。
そんな時こそ、ダメだということに気持ちを向けるのではなく、目の前のちょっとしたよいことに視線を移して、今この瞬間を生き抜いて欲しいと心から願います。

生きるということは、肉体から受ける制限を受けると言うこと。
生きているからこそ、お腹が空いたと感じられます。
今は苦しいと思います。本当に苦しいと思います。
その苦しさを苦しいだけでなく、「今、ここで生きている証拠」と捉え直すことで、わずかながらの希望を繋いで欲しいと思います。

今日より明日の方が支援物資が届く確率は高い。
今日を頑張って生きてください。

支援する側の資料が公開されているので、リンクを張ります。
被災していない我々もできることからやっていきましょう。

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