あんなにわかり合っていたのに、ソウルメイトだと信じていたのに、ナンナノこの態度!と頭に血が上ったり、私のことどうでもいいのね、やっぱり我が身が大事なんだ、と落胆したり。なにかと女の友情は面倒です。
そんな友情に喝!!
友情なんて思っているよりずっと利己的で、打算的なんですよ。もう少ししっかりと眼を開いて、あなたと○○ちゃんの友情を見直してみませんか?
「~される」水準に振り回されるのが女
女性は「愛される」「必要とされる」といった「~される」ことで、自分の価値を理解します。
「~される」が一定の水準に保たれている時は、相手を思いやる優しさがあります。本気で心配したり、いい情報を持ってきたりと献身的です。ところが水準を割った途端、周りを利用して自分が不幸であることから目を逸らそうとします。
彼氏が出来たと喜んでる子に向かって「その彼でホントにいいの?」と疑念を抱かせる方へもっていったり、コンパで「○○ちゃんっていいセンスしているでしょ。だってブランド好きだから。」と印象を操作してみたり。
私の水準が下がるなら相手のも引き下げて、自分と同じかそれ以下に落とそうと無意識に振る舞います。これは「私だけが不幸なんじゃない」といった心の安定を保とうとする防衛本能です。
よって誰かに「そんなの止めなよ」と言われたところで、どうしようもありません。どんなに心の優しい人でも、自分が相対的に不幸な時に、相手の幸福を手放しで喜ぶのは至難の業なのです。
結局友情とは「~される」が一定水準に保たれているとき限定のものであって、いつ下回るかもしれない分、ハムより薄いのがデフォルトです。ハムより厚みが増すかどうかは、自分たちの置かれてる状況次第。
適度な人付き合いをしよう
だから女友達への想いはほどほどのところで留めておきましょう。期待しすぎると相手を恨む気持ちが膨らんで苦しくなります。
「私のことを分かってくれるのは○○ちゃんだけ」という期待は、相手に「いつでも私のこと一番に分かってくれるわよね」という脅しに転じます。そんな不自由な関係性は、固着してて応用が効かないゆえ、ささいなことでバランスを崩し、終わりを迎えます。
期待するからダメになって、期待しないから続く。さらには期待しない分、付き合いに疑問符がついたときは適度に距離を保てる。おかげで相手をうらむといった余分な時間が生じません。大好きな人々に囲まれて、充実した日々を送れることでしょう。
「この人しか友達になってくれない」「昔みたいに優しくしてくれる日がくる」と期待して、相手をうらんだりするのは人生最大の無駄です。
女の友情はハムより薄い?!そんなの上等じゃねーかくらいの気持ちで付き合っていくのが、同性同士の適度な付き合いと言えましょう。